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登校拒否、如何にしたら直るか。カウンセラー、文部省の諮問機関、NHKの相談員のお茶の水女子大の先生方は、皆さんこう言われる、
「無理に学校へ行かさなくてもよい。話をよく聞いてあげなさい。気長に接してあげて下さい。」と。
この答えは、本当に正しい対処方なのでしょうか。この方法で学校へ行くようになったという子は、一度も聞いたことがない。
テレビで田中弁護士が、「うちの子が学校へ行かなくなったので、専門家に相談したら、無理に行かさないで下さい、と云うので行かさなかったら、とうとう行かなくなった。」と話されていた。これは、当然の結果と考える。何故なら、子供はまだ本能的で、動物的である。従って、子供は学校で勉強するより、家でテレビを見て、ゲームをして、昼寝している方が良いに決まっている。それを「学校だけが勉強する所じゃあない。」など云えば、子供は舌を出して休むに決まっている。後で、もつともらしい言い訳を創作する。そして、母と子は「大丈夫、不登校も経験、」など云って、つい甘えてしまう。しかし、子供も愚かではない。心の中では、これではいけないと思っている。が、そのうち、学校へ行く勇気さえなくなってしまう。こうなれば、引きこもりがちになり、精神的に不安定になり、人との付き合いが下手になる。ここまでくれば、一家心中ものである。
思うに、子供の人権と、大人の人権は質的に異なっている。子供の将来を思えば、基本的な躾は無理に押し付けなければいけない。又、学校へは無条件に行かせる。よく、「学校が面白くない」と言う子がいる。考えてみてください、そもそも学校は面白くあろう筈がありません。何故なら、学校はゲームをする所ではなく、勉強をし、共同のルールを学び、公衆道徳を学ぶいやな所なのですから。しかし、学校は、子供の全員が通らねばいけない価値のあるものなのです。子供の人権とは、子供を食い物にする大人から人間に価する権利を担保することである。それは、決して子供を甘やかすことではない。従って、子供が「腹が痛くて学校を休みたい。」と言ったら、どんなに叱っても行かせるのである。一度位は、と妥協したらいけない。当塾で、学校や塾を休んだら、尻が腫れる程叩かれた中3の女性徒がいた。それからは、この子は一度も塾を休まなかった。私も幼い頃、「学校に行きたくない。」と言ったら、母は、「警察に連れて行ってやる。」と言いながら、死ぬ程殴られたことがある。それからは、休んだことは一度もない。
専門家の指導に従い、2年も3年もかかっても全く直らないで悪化するばかりの子が、元不良の女性が、度胸を据えて、脅かし、本音で理屈を言ったら、2時間で直ってしまった。こんなことから言える事は、子供はまだ動物的なので、怖ければ学校へ行くし、怖くなければ行かない。それを、「子供の気持ちを考えて」などと言うから、行かなくなるのである。私は、子供が学校へ行かないときは、脅しても、少しは引っ叩いても行かせるべきと思う。そこまですることが、ひいては本来の意味で子供の人権を尊重することに繋がる。私は、不登校はあまりにも教育の環境に恵まれた「子供の贅沢病」と、とらえる。
何故、専門家の言うことは、現実的には役にたたないのか。それは、「無理に学校へ行かさなくて良い。」と云う方法は、専門家が自己責任を回避出来、命を張らなくてもよい
方法からきたものだからに違いない。この消極的方法は、多くの専門家に受け入れられ易いので、何時の間にか学問として体系化されたのだろう。これは誤りであり、具体的な現実に即して、弁証法を駆使し、真偽を取捨選択して、学問としての体系を根本から組み直すべきだ。